“映えるゆずポン酢”若者に響くゆず商品を作る「株式会社Agrinos」

SNSでも話題になるほど、おしゃれなデザインのゆず商品を作る株式会社Agrinos。
静岡PARCOや松坂屋静岡店、東京都新宿区にあるstyle table DAIKANYAMAなど、販売先を全国各地へ広げている株式会社Agrinosの中野さんにお話を伺いました。

東京でも人気!調味料らしくない
シックなデザインに反響

商品開発をする中で「私たちが本当に欲しいもの」を大事にしたそう。女性社員を中心に、日々使う調味料だからこそ見た目にもこだわりたいとボトルの形状やラベルにもこだわり抜きました。

ゆずジャム

おうち時間が伸びた今では、この美しいデザインが更に支持されています。卓上に映えるシックなボトルは、一人暮らしの男性にも好評を得るなど思っていた以上に多くの方から反響がありました。

ふるさと納税にも!
カフェや百貨店に選ばれています

ゆず商品を始めた当時は、なかなか販売先が増えず苦労も多くありました。静岡PARCOとの取り組みが静岡新聞に取り上げられ、町おこしの様子がテレビで放映されるようになると、問い合わせがだんだんと増え出します。

「取り組みに共感してくださる企業や店舗が増えたことも、とても嬉しい!」と、話す中野さん。
今では都内を含め全国20箇所以上にまで販売先が増えました。キルギスの生はちみつとのコラボ、川根本町でのふるさと納税返礼品に選定されるなど多くの方に選ばれる商品に育っています。

東京ベンチャーだからこそ。
社会問題を反映した商品作り

耕作放棄地解消をコンセプトとしたゆずファブリックミスト、フードロスの削減の為の食べきりサイズ、ゆずの廃棄部分を少なくするためのレシピ開発など、東京のベンチャー企業だからこそ、地元や社会の抱える問題と誠実に向き合ってきました。

「川根本町ゆずを通して、静岡県川根本町を住み続けたい町にすることがゴールです。」と話してくれた中野さん。ゆずの6次産業化へ向けて、Agrinosの取り組みが走り出しています。

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